2008年11月2日日曜日

山小屋プロジェクト:WaterValley#9 2008.11.02










屋根材の搬入と野路板貼り(11/2)今日もE氏の協力を得て作業開始。まず、アスファルトシングルの運搬問題だ。常に、部材の山の斜面の運搬は大きな課題、問題解決の楽しみでもある。今回は、斜面の上側に滑車のつけ、イレクターで作った橇に部材を乗せて車のウインチで引き揚げようというアイデアだが、大失敗。背負子+人力で運んだ方がよほど早かった。のろのろウインチはワイヤーは絡まるし、ガイドプレートは割れるしトラブル続出だ。これはやはり、車の脱出用以上には使えない。 疲れ切ったところで弁当休憩。野路板の施工にかかる。コンパネと違って北山杉は心休まる良いにおいがする。床用の凹凸の溝を切った板だが、かみ合わせがどうにもうまく行かないものがあり、一部悪戦苦闘。たった1枚の180cmの板が、どうにもかみ合わず30分もかかったものもあった。人生、節目節目が...と言うが木材の節目はこりごりだ。節目の無い人生もさみしいが。御託を並べながらやっているうちに、終わった時は山はまたもや真っ暗。E氏持参の高級ランタンが威力を発揮。ブルーシートの雨よけをかけ、懐中電灯も活躍しながら撤収。照明のない真っ暗な山はちょっと怖い。昔、家族でここにテントを張って一夜を明かした時に「お父さん、ジェーソン出てきたらどうしよう」と言った息子の言葉を思い出した。