2007年3月9日金曜日

団塊の世代2.0ー団塊進化論 



BB(baby boomer)2.0、これはブロードバンド2.0と混同されるか?Dankai2.0.いずれにせよ、何となく売れそうだな。団塊の世代もいよいよ社会の第1線から退こうとしている。ふざけんじゃネー。退いてたまるか。まだまだ社会を引っ掻き回してやる。そんな同世代人が多いと良いのだが。第2の人生と言うのはこの世代には似合わない。Dankai2.0だ。

2.0と言えば、ウェブ2.0は、周知のとおりTim O'reilly氏の論文「What is Web 2.0」だ。彼の定義によるとweb2.0とは
1. The Web As Platform
2. Harnessing Collective Intelligence
3. Data is the Next Intel Inside
4. End of the Software Release Cycle
5. Lightweight Programming Models
6. Software Above the Level of a Single Device
7. Rich User Experiences
これ、団塊の世代の行動原理のことを言っていないか?70年安保と学生運動に燃え、自らの情報発信をミニコミとして発信し、サブカルチャーとしてのファッションを生み出し、ロングテール消費を創出していた。なぜか驚くほど似ている。すでに、30年前にアナログ版コミュニケーション2.0は創られていた様に思えてならない。残念ながらその大きなムーブメントはこの世代の就職とニューファミリー化という体制への同化によって希薄化しているようにも見える。しかしながら、ティムの挙げている具体例で言えば「publishing --> participation」などは琴線に触れる。今は宣伝用のフリーペーパーしかなかったが、ロックフェスやジャズ喫茶(何と言う懐かしい響き)では、多くのフリーペーパーが配られていた。ロングテイール消費の魁はアースデイ(歩行者天国)などのフリーマーケットだった。僕は長年これを「Free Market」だと思いこんでいて「Flea Market」と言う言葉を知らなかった。それほどに「Free」と言う言葉が時代の空気だった。

 チョットこじ付けが過ぎるが、2.0をキーワードにして見るといろんなものが見えてきそうだ。ティム風に希望も込めて書いてみると

dankai 1.0 dankai 2.0
publishing --> participation
蕎麦うち親父-->ボランティア
碁会所 -->無料セミナー
無料セミナー-->学生
旅行 -->ロングステイ
余生 -->未来
再就職 -->NPO
盆栽 -->ガーデニング
散歩 -->フィットネス
ヘビーメタル-->シルバーメタル

P.S.団塊2.0 をググってみたら山ほどでもないが沢山ありました。
みんな、考えることは僕と同じくらいに貧困!でも、ティム風に
1.0-->2.0は今のとこ見当たりません。みんなで作れれば
面白いと思いますが。